Aiming、第3四半期の営業赤字は6.6億円 事前予想の8.2億円の赤字を上振れて着地 新作遅延で原価と販管費が想定下回る

Aiming<3911>は、本日(10月29日)、第3四半期(1月~9月)の決算を発表し、売上高42億5000万円、営業損益6億6600万円の赤字、経常損益6億7600万円の赤字、最終損益7億6400万円の赤字だった。営業損益8億1400万円の赤字、経常損益8億2500万円の赤字、最終損益9億1200万円の赤字とする事前の予想を上回っての着地となった。

 


同社では、事前には主力タイトル『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『CARAVAN STORIES』のKPI推移が低調に推移していることを考慮したため、前四半期比で減収予想としたことに加え、マーベラスとの共同開発タイトル『ログレス物語(ストーリーズ)』の事前プロモーションによる広告宣伝費の増加を見込んでいた。

予想を上回ったのは、主として、売上原価と販売管理費が想定を下回ったことが主な要因だ。『ログレス物語』と受託タイトルで開発の遅延に伴うコストの一部を仕掛品へ計上したことで売上原価が減少したこと、『ログレス物語』のプロモーション施策の一部が翌四半期に後ろ倒しとなり、広告宣伝費が未消化となったという。

2019年12月通期は、売上高57億7800万円、営業損益9億2700万円の赤字、経常損益9億3700万円の赤字、最終損益10億2800万円の赤字を見込む。