
エイチーム<3662>の第1四半期(8月~10月)の決算で、ゲーム事業を展開するエンターテインメント事業の業績は、売上高が前年同期比38.7%減の19億8900万円、営業利益が同84.1%減の4300万円と大きく落ち込んだ。

決算短信では、既存ゲームの売り上げの低下が主な要因としたが、そのなかでも、ある大型タイトルが調子を崩したという。さらに新規タイトルの開発費を計上したことも減益要因となった。
他方、広告宣伝費の抑制も続けており、この四半期では1億7900万円まで低下した。ライフスタイルサポート事業に比べると抑制ぶりがわかる。今後、インフラやサーバーなどのコスト削減を行い、効率的な運用を行っていく。

売上高については右肩下がりの傾向が続いているが、次の四半期は、年末年始イベントや、IPコラボなどを行うこともあり、前四半期比でプラスに転じる見通しだ。

会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662