イード、学研プラスからの「アニメディア」及び関連事業の2月1日付での取得が正式決定…取得価格は2500万円

イード<6038>は、本日(1月22日)、12月19日付で公表した学研プラスからの「アニメディア」及び関連事業の譲受について、その契約が正式に締結されたことを発表した。事業譲受は2月1日付となり、譲受価額は2500万円。また、譲受される事業の2019年9月期の売上高は5億9100万円となっている。

イードは、2012年1月より、アニメに特化したウェブメディアとして「アニメ!アニメ!」「アニメ!アニメ!ビズ」を運営し、アニメ関連市場の成長も背景に、順調な成長を続けてきた。また、2019年8月からは、Tokyo Otaku Mode、bitFlyer Blockchainとのパートナーシップにより、ブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」のパイロット版をローンチし、この仕組みを活用した「アニメ!アニメ!」の英語版サイト「Anime Anime Global」の立ち上げも行った。

今回、学研プラスから「アニメディア」及び関連事業を譲受して統合することにより、ウェブでは毎月200万人、2000万PVを超える閲覧数となり、日本最大級となる。また、月刊誌3誌に加えて年間20点以上の別冊・ムック・一般書を刊行しており、今後はこれらのメディアを活用したマーケティングを強化する一方、両社がこれまでも取り組んできた、番組制作・配信、イベント展開、音声や VTuber、海外展開などの新領域の開拓を積極的に進めていくとしている。

なお、事業譲受以降の出版物の販売については、学研プラスが引き続き行い、さらに高品質でアニメファンに喜んでもらえるアニメ出版物を提供していくとしている。

<事業譲受の概要>
アニメ専門月刊誌「アニメディア」、月刊の声優専門誌「声優アニメディア」、月刊の男性向けアニメ専門誌の「メガミマガジン」の発行、不定期のムック発行およびウェブメディアの「超!アニメディア」の運営