【デジタルインファクト調査】デジタル広告関係者、Googleがリーダーシップと独自性で首位と回答 成長性ではAmazonに

デジタルインファクトは、大手広告プラットフォームであるAmazon、Facebook、Google、LINE、Twitter、Yahoo!JAPAN、楽天の広告サービスに関するアンケート調査を実施し、市場のリーダーシップとサービスの独自性でGoogleが首位になったことを明らかにした。また成長性に関しては、Amazonが首位になったという。

この調査は、日本のデジタル広告業界関係者98名に、各プラットフォームが提供する広告サービスについて全20問の質問を実施。回答者が各項目に当てはまると考えている全てのサービスについて回答を得たという。

なお、大手広告プラットフォームを対象とする調査は、2018 年 10-12 月期より四半期ごとに実施をしており、今回発表する結果が五回目となる。



市場におけるリーダーシップ
デジタル広告市場をリードしている、広告プラットフォームについて聞いたところ、全体においては Google と回答した割合が最も多く、これに Facebook(・Instagram 以降省略)、Amazonが続きました。1 年前との比較において、わずかな差で Yahoo!JAPAN と LINE との順位の入れ替わりが見られました。




広告サービスの独自性
広告サービスにおいて独自性がある、広告プラットフォームについて聞いたところ、全体ではGoogle と回答した割合が最も多く、これに Facebook、Amazon が続きました。4年前との比較において、各サービス全般で回答の割合に増加が見られました。また、Google と、Facebook、Amazon に順位の入れ替わりが見られました。




今後の成長性
今後の成長性がある、広告プラットフォームについて聞いたところ、全体においては Amazon と回答した割合が最も多く、これに Google、LINE が続きました。1年前との比較において、Yahoo! JAPAN で回答の割合に大きな増加があり、順位の上昇が見られました。




また、2019 年 11 月に経営統合が発表された Yahoo! JAPAN と LINE について、四半期別の推移をみると、Yahoo! JAPAN は、該当月が含まれる 19 年 10-12 月期における回答の割合が、同年7-9 月期と比べて 10 ポイント以上増加しました。一方、LINE においては同様の変化は認められません。




【調査概要】
◆調査手法
WEB アンケート調査。
デジタルインファクトが提供するデジタル広告業界関係者を対象としたアンケートサービス、
Digital InVoice により実施。
◆調査対象
デジタル広告業界関係者(広告主、広告会社、アドテクベンダー、媒体社)98 名
 【回答者の内訳】
■業態別内訳:広告主 22.4%、広告会社 41.8%、アドテクベンダー18.4%、媒体社 17.3%
■役職別内訳:マネジメントクラス(社長・取締役)5.1%、ディレクタークラス(執行役員・本部長)11.2%、
マネージャークラス(部長・課長)24.5%、リーダークラス(係長・主任)35.7%、スタッフ(一般)23.5%
■所属会社の従業員規模:10 名未満 1.0%、10 名以上 50 名未満 16.3%、50 名以上 100 名未満 6.1%、100
名以上 500 名未満 28.6%、500 名以上 1000 名未満 15.3%、1000 名以上 32.7%
◆調査期間
2019 年 11 月~1 月初旬
◆調査主体
株式会社デジタルインファクト