任天堂<7974>は、1月30日、2020年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想1兆2500億円を据え置いたものの、営業利益は従来予想2600億円から3000億円(増減率15.4%増)、経常利益は同2600億円から3000億円(同15.4%増)、最終利益は同1800億円から2100億円(同16.7%増)にいずれも上方修正された。
第3四半期連結累計期間の販売実績とその後の状況を踏まえた結果、通期の販売予想を見直したことが修正の理由となっている。なお、為替の前提レートは、1USドル=105円、1ユーロ=120円から変更されていない。
また、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高1兆226億円(前年同期比2.5%増)、営業利益2629億円(同19.5%増)、経常利益2738億円(同14.0%増)、最終利益1963億円(同16.4%増)となった。
Nintendo Switchは、小さく、軽く、持ち運びやすくなった携帯専用の「Nintendo Switch Lite」を9月に発売したことに加えて、「Nintendo Switch」も勢いを落とすことなく好調に推移し、Nintendo Switchファミリー本体の販売台数は大きく伸び、前年同期を上回る結果となった。ソフトウェアでは、『ポケットモンスター ソード・シールド』が1606万本の販売を記録する大ヒットとなったほか、『ルイージマンション3』や『スーパーマリオメーカー2』も500万本以上の販売となった。さらに、前期までに発売済みの人気タイトルやソフトメーカーのタイトルも好調に販売を伸ばし、ミリオンセラータイトル数はソフトメーカーのタイトルを含めて21タイトルとなった。
また、12月より中国において、テンセント社を通じて、Nintendo Switchの販売を開始した。これらの結果、ハードウェアの販売台数は1774万台(同22.5%増)、ソフトウェアの販売本数は1億2313万本(同30.1%増)となった。
ニンテンドー3DSでは、ハードウェアの販売台数は62万台(前年同期比73.0%減)、ソフトウェアの販売本数は410万本(前年同期比63.0%減)となった。ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトやダウンロード専用ソフトなどによる売上が順調に伸びたことに加えて、Nintendo Switch Onlineによる売上が年間を通じて計上されたこともあり、デジタル売上高は1249億円(同48.3%増)となった。
モバイルビジネスでは、今期に配信を開始した『Mario Kart Tour(マリオカートツアー)』などに加え、これまでに配信済みのアプリも継続して提供し、モバイル・IP関連収入などの売上高は369億円(同10.6%増)となった。
なお、第4四半期期間(1~3月)は、Nintendo Switchにおいて「Nintendo Switch」と「Nintendo Switch Lite」の2つのハードの魅力を伝えることで引き続き普及拡大に努めるほか、自社ソフトの『幻影異聞録♯FE Encore』(1月)、『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』(3月)、『あつまれ どうぶつの森』(3月)を発売する予定としている。
第3四半期連結累計期間の販売実績とその後の状況を踏まえた結果、通期の販売予想を見直したことが修正の理由となっている。なお、為替の前提レートは、1USドル=105円、1ユーロ=120円から変更されていない。
また、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高1兆226億円(前年同期比2.5%増)、営業利益2629億円(同19.5%増)、経常利益2738億円(同14.0%増)、最終利益1963億円(同16.4%増)となった。
Nintendo Switchは、小さく、軽く、持ち運びやすくなった携帯専用の「Nintendo Switch Lite」を9月に発売したことに加えて、「Nintendo Switch」も勢いを落とすことなく好調に推移し、Nintendo Switchファミリー本体の販売台数は大きく伸び、前年同期を上回る結果となった。ソフトウェアでは、『ポケットモンスター ソード・シールド』が1606万本の販売を記録する大ヒットとなったほか、『ルイージマンション3』や『スーパーマリオメーカー2』も500万本以上の販売となった。さらに、前期までに発売済みの人気タイトルやソフトメーカーのタイトルも好調に販売を伸ばし、ミリオンセラータイトル数はソフトメーカーのタイトルを含めて21タイトルとなった。
また、12月より中国において、テンセント社を通じて、Nintendo Switchの販売を開始した。これらの結果、ハードウェアの販売台数は1774万台(同22.5%増)、ソフトウェアの販売本数は1億2313万本(同30.1%増)となった。
ニンテンドー3DSでは、ハードウェアの販売台数は62万台(前年同期比73.0%減)、ソフトウェアの販売本数は410万本(前年同期比63.0%減)となった。ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトやダウンロード専用ソフトなどによる売上が順調に伸びたことに加えて、Nintendo Switch Onlineによる売上が年間を通じて計上されたこともあり、デジタル売上高は1249億円(同48.3%増)となった。
モバイルビジネスでは、今期に配信を開始した『Mario Kart Tour(マリオカートツアー)』などに加え、これまでに配信済みのアプリも継続して提供し、モバイル・IP関連収入などの売上高は369億円(同10.6%増)となった。
なお、第4四半期期間(1~3月)は、Nintendo Switchにおいて「Nintendo Switch」と「Nintendo Switch Lite」の2つのハードの魅力を伝えることで引き続き普及拡大に努めるほか、自社ソフトの『幻影異聞録♯FE Encore』(1月)、『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』(3月)、『あつまれ どうぶつの森』(3月)を発売する予定としている。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974