東映アニメーション <4816>が1月31日の引け後に発表した第3四半期(2019年4~12月)の決算発表で、版権事業の売上高が前年同期比3.9%減の217億円、セグメント利益が同1.2%減の104億円と減収減益だったことを明らかにした。
『ドラゴンボール レジェンズ』や劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」の劇場公開に向けたタイアップ・販促向け許諾が好調に稼動したものの、前年同期にあった複数作品の遊技機大口契約の反動減があったこと、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が好調だった前年同期には及ばなかったためだ。
▲国内版権の主要作品の売上高推移を見ると、『ドラゴンボール』が2019年1~3月をピークに低下する一方、『ワンピース』が映画公開を機に好調に推移したとのこと。『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が周年イベントを迎えるため、1~3月期の巻き返しが期待される。
海外版権部門では、全世界で「ドラゴンボール」シリーズの商品化権販売が好調に推移した一方、前年同期に好調であった家庭用ゲーム『ドラゴンボール ファイターズ』の反動減などから、若干の減収となったという。
▲四半期別の推移を見ると、第3四半期の落ち込みが目立つ。ただし、過去も一時的に大きく落とすことがあり、次の四半期が注目される。こちらも海外版の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が周年イベントを迎えるため、1~3月期は巻き返すことになりそうだ。
『ドラゴンボール レジェンズ』や劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」の劇場公開に向けたタイアップ・販促向け許諾が好調に稼動したものの、前年同期にあった複数作品の遊技機大口契約の反動減があったこと、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が好調だった前年同期には及ばなかったためだ。
▲国内版権の主要作品の売上高推移を見ると、『ドラゴンボール』が2019年1~3月をピークに低下する一方、『ワンピース』が映画公開を機に好調に推移したとのこと。『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が周年イベントを迎えるため、1~3月期の巻き返しが期待される。
海外版権部門では、全世界で「ドラゴンボール」シリーズの商品化権販売が好調に推移した一方、前年同期に好調であった家庭用ゲーム『ドラゴンボール ファイターズ』の反動減などから、若干の減収となったという。
▲四半期別の推移を見ると、第3四半期の落ち込みが目立つ。ただし、過去も一時的に大きく落とすことがあり、次の四半期が注目される。こちらも海外版の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が周年イベントを迎えるため、1~3月期は巻き返すことになりそうだ。
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816