東映アニメーション <4816>が1月31日の引け後に発表した第3四半期(2019年4~12月)の決算発表で、版権事業の売上高が前年同期比3.9%減の217億円、セグメント利益が同1.2%減の104億円と減収減益だったことを明らかにした。『ドラゴンボール レジェンズ』や劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」の劇場公開に向けたタイアップ・販促向け許諾が好調に稼動したものの、前年同期にあった複数作品の遊技機大口契約の反動減があったこと、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が好調だった前年同期には及ばなかったためだ。

海外版権部門では、全世界で「ドラゴンボール」シリーズの商品化権販売が好調に推移した一方、前年同期に好調であった家庭用ゲーム『ドラゴンボール ファイターズ』の反動減などから、若干の減収となったという。

会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1008億3600万円、営業利益324億3200万円、経常利益331億8800万円、最終利益236億2300万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816