タカラトミー、18年3月期通期予想を下方修正…年末商戦低調 「デュエル・マスターズ」も軟調に推移 10~12月期に減損などで19億円の特損計上
タカラトミー<7867>は、2月12日、2018年3月期通期の連結業績予想の下方修正を発表、売上高は従来予想1800億円から1640億円(増減率8.9%減)、営業利益は同145億円から100億円(同31.0%減)、経常利益は同144億円から95億円(同34.0%減)、最終利益は同95億円から50億円(同47.4%減)に修正されている。
国内においては、最大商戦期である年末商戦が玩具市場で大きな盛り上がりに欠けたことを受け、売上高は総じて低調に推移した。ボーイズ商品においては、新規商品の販売が苦戦していることに加え、トレーディングカード市場における競争環境の変化もあり「デュエル・マスターズ」が軟調に推移した。
ガールズ商品では、「リカちゃん」が誕生50周年から2年にわたり好調であった反動もあり、当初計画を下回って推移している。さらに、グローバル戦略商品として市場投入した「Rizmo(リズモ)」の販売が苦戦するとともに、TOMY Internationalグループにおいても複数の新規商材の投入を行ったが、販売は期待値に届かない状況が続いてい。
また、中国を中心とした新型コロナウイルス感染症の拡大による影響も踏まえ、売上高、営業利益、経常利益ともに前回発表予想を下回る見込みとなった。
なお、最終利益については、上記要因に加え、TOMY Internationalグループにおける、オセアニア子会社ののれんおよび保有する無形固定資産の全額、米国子会社が保有する無形固定資産の一部についての減損損失などで特別損失19億1700万円を第3四半期期間(10~12月)に計上したことなども影響している。
国内においては、最大商戦期である年末商戦が玩具市場で大きな盛り上がりに欠けたことを受け、売上高は総じて低調に推移した。ボーイズ商品においては、新規商品の販売が苦戦していることに加え、トレーディングカード市場における競争環境の変化もあり「デュエル・マスターズ」が軟調に推移した。
ガールズ商品では、「リカちゃん」が誕生50周年から2年にわたり好調であった反動もあり、当初計画を下回って推移している。さらに、グローバル戦略商品として市場投入した「Rizmo(リズモ)」の販売が苦戦するとともに、TOMY Internationalグループにおいても複数の新規商材の投入を行ったが、販売は期待値に届かない状況が続いてい。
また、中国を中心とした新型コロナウイルス感染症の拡大による影響も踏まえ、売上高、営業利益、経常利益ともに前回発表予想を下回る見込みとなった。
なお、最終利益については、上記要因に加え、TOMY Internationalグループにおける、オセアニア子会社ののれんおよび保有する無形固定資産の全額、米国子会社が保有する無形固定資産の一部についての減損損失などで特別損失19億1700万円を第3四半期期間(10~12月)に計上したことなども影響している。
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867