動画広告はテキストやバナーよりも不快 ジャストシステム調査

ジャストシステム<4686>は、 ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2020年2月度)』の結果を発表し、テキスト広告よりも動画広告を不快と感じている人が多いとの結果を発表した。この調査は、 17歳~69歳の男女1,100名を対象にしているとのこと。



【調査結果の概要】 (以下、プレスリリースより)
                                                      
■テキスト広告や画像広告よりも、 「動画広告が不快」
今年2月に動画広告を見掛けた人に対し、 インターネット広告に対する印象を聞いたところ、「動画広告に対して不快に感じることがある」と答えた人の割合は67.5%、 「画像(バナー広告)」の場合は63.6%、 「テキスト広告」の場合は52.9%でした。 画像やテキストによる広告よりも、 動画広告に対して不快に思う人の方が多いことがわかりました。
※ それぞれ「不快に感じることがある」「不快に感じることがややある」と答えた人の合計。



                   
■動画広告を不快に思うのは、 「コンテンツ視聴の邪魔」だから
「動画広告に対して不快に感じることがある」と答えた人に対して、 その理由を聞いたところ、 「コンテンツ視聴の邪魔をされる」と答えた人が最も多く(73.8%)、 次いで「広告をスキップできないことがある」(67.2%)、 「他のことをしている最中に突然表示される」(42.6%)でした。
※ 複数回答あり。


■約4割が、 「テレビを見ながら、 スマートフォンで動画も視聴する」
スマートフォンで動画を視聴する人に対して、 どういったときに視聴するのかを聞いたところ、 最も多くの人が挙げたのは「自宅でのテレビ視聴時」(42.0%)、 次いで「通勤や通学途中の電車内」(25.7%)、 「自宅外での昼食中」(21.0%)でした。 「トイレの中」と答えた人も20.4%いました。
  年代別に最も多かった回答を見てみたところ、 全年代で「自宅でのテレビ視聴時」が首位でした(10代:46.8%、 20代:42.2%、 30代:41.7%、 40代:36.7%、 50代:42.9%、 60代:41.7%)。 テレビを見ながら、 スマートフォンでも動画を視聴するという、 2つの動画を同時視聴するスタイルを4割以上の人が行っていました。
※ 複数回答あり。


■YouTube利用者の8.0%が「自称Youtuber」。 そのうち、 半数は「兼業YouTuber」
YouTubeで動画コンテンツを視聴する人のうち、 自身を「YouTuber」と回答した人は8.0%でした※1。 そのうち、 YouTubeで収入を「得ている」人は47.9%、 「得ていない」人は45.8%でした。 また、 自身は「YouTuber」であると答えた人のうち、 「YouTuber」としての活動以外に「本業がある」人は50.0%、 「ない」人は37.5%でした。
※1 本調査では、 「YouTuber」を、 自身で動画を撮影・編集し、 継続的に投稿や公開を行う人と定義。



調査期間:2020年2月25日(火)~2020年2月29日(土)
調査対象:17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査