任天堂<7974>は、5月7日、2020年3月期の連結決算を発表、売上高1兆3085億円(前々期比9.0%増)、営業利益3523億円(同41.1%増)、経常利益3604億円(同30.0%増)、最終利益2586億円(同33.3%増)となった。
Nintendo Switchは、携帯専用の「Nintendo Switch Lite」を9月に発売したことに加えて、「Nintendo Switch」も勢いを落とすことなく好調に推移したことで、販売台数が大きく増加した。ソフトウェアでは、『ポケットモンスター ソード・シールド』が1737万本の販売を記録する大ヒットとなったほか、3月に発売した『あつまれ どうぶつの森』が1177万本の販売となり、Nintendo Switch向けソフトウェアでは過去最大の滑り出しを見せている。
このほか、『ルイージマンション3』や『スーパーマリオメーカー 2』など期中に発売したソフトウェアに加え、過去に発売済みの人気タイトルやソフトメーカーのタイトルも好調に販売を伸ばし、前期のミリオンセラータイトル数はソフトメーカーのタイトルを含めて27タイトルとなった。また、12月より中国において、テンセント社を通じて、Nintendo Switchの販売を開始した。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、2月から3月にかけて、「Nintendo Switch」本体およびJoy-Conなどの周辺機器や、『リングフィット アドベンチャー』の生産および出荷の遅延が一部地域で生じたものの、業績への影響は限定的だった。これらの結果、Nintendo Switchのハードウェア、ソフトウェアともに販売が好調だった前年を上回り、ハードウェアの販売台数は2103万台(前々期比24.0%増)、ソフトウェアの販売本数は1億6872万本(同42.3%増)となった。
ニンテンドー3DSは、ハードウェアの販売台数は69万台(同73.0%減)、ソフトウェアの販売本数は499万本(同62.3%減)となった。ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、Nintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトによる売上が好調だったことに加えて、ダウンロード専用ソフトや追加コンテンツによる売上が順調に伸び、Nintendo Switch Onlineによる売上も年間を通じて計上されたことにより、デジタル売上高は2041億円(同71.8%増)となった。
モバイルビジネスでは、期中に配信を開始した『Mario Kart Tour』などに加え、これまでに配信済みのアプリも継続的に楽しまれたことで、モバイル・IP関連収入等の売上高は512億円(同11.5%増)となった。
なお、2021年3月期の連結業績予想は、売上高1兆2000億円(前期比8.3%減)、営業利益3000億円(同14.9%減)、経常利益2900億円(同19.5%減)、最終利益2000億円(同22.7%減)の見込み。新型コロナウイルス感染症による業績予想への影響については、生産・販売数量の減少が一定期間見込まれるものの、通期では需要に応じた生産・販売が可能になり、開発中のソフトウェアは予定どおり発売ができる前提としている。
Nintendo Switchは、携帯専用の「Nintendo Switch Lite」を9月に発売したことに加えて、「Nintendo Switch」も勢いを落とすことなく好調に推移したことで、販売台数が大きく増加した。ソフトウェアでは、『ポケットモンスター ソード・シールド』が1737万本の販売を記録する大ヒットとなったほか、3月に発売した『あつまれ どうぶつの森』が1177万本の販売となり、Nintendo Switch向けソフトウェアでは過去最大の滑り出しを見せている。
このほか、『ルイージマンション3』や『スーパーマリオメーカー 2』など期中に発売したソフトウェアに加え、過去に発売済みの人気タイトルやソフトメーカーのタイトルも好調に販売を伸ばし、前期のミリオンセラータイトル数はソフトメーカーのタイトルを含めて27タイトルとなった。また、12月より中国において、テンセント社を通じて、Nintendo Switchの販売を開始した。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、2月から3月にかけて、「Nintendo Switch」本体およびJoy-Conなどの周辺機器や、『リングフィット アドベンチャー』の生産および出荷の遅延が一部地域で生じたものの、業績への影響は限定的だった。これらの結果、Nintendo Switchのハードウェア、ソフトウェアともに販売が好調だった前年を上回り、ハードウェアの販売台数は2103万台(前々期比24.0%増)、ソフトウェアの販売本数は1億6872万本(同42.3%増)となった。
ニンテンドー3DSは、ハードウェアの販売台数は69万台(同73.0%減)、ソフトウェアの販売本数は499万本(同62.3%減)となった。ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、Nintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトによる売上が好調だったことに加えて、ダウンロード専用ソフトや追加コンテンツによる売上が順調に伸び、Nintendo Switch Onlineによる売上も年間を通じて計上されたことにより、デジタル売上高は2041億円(同71.8%増)となった。
モバイルビジネスでは、期中に配信を開始した『Mario Kart Tour』などに加え、これまでに配信済みのアプリも継続的に楽しまれたことで、モバイル・IP関連収入等の売上高は512億円(同11.5%増)となった。
なお、2021年3月期の連結業績予想は、売上高1兆2000億円(前期比8.3%減)、営業利益3000億円(同14.9%減)、経常利益2900億円(同19.5%減)、最終利益2000億円(同22.7%減)の見込み。新型コロナウイルス感染症による業績予想への影響については、生産・販売数量の減少が一定期間見込まれるものの、通期では需要に応じた生産・販売が可能になり、開発中のソフトウェアは予定どおり発売ができる前提としている。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974