任天堂の決算説明資料より…20年3月期のデジタル売上高は71%増 ゲームソフト売上高全体の3分の1を占める 全体業績の利益率向上にも寄与

任天堂<7974>は、5月7日に2020年3月期の連結決算を発表するとともに決算説明資料を公開した。その決算説明資料によると、同社のゲーム専用機における2020年3月期のデジタル売上高は前期比71.8%増の2041億円と大幅に拡大し、ゲームソフト売上高全体の3分の1に達した。

Nintendo Switch用ソフトウェアを中心にパッケージ併売ダウンロードソフトが貢献したほか、インディータイトルを含めたパッケージ版では販売されていないダウンロード専用ソフトの販売、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』や『ファイアーエムブレム 風花雪月』などの追加コンテンツの販売なども寄与したという。

Nintendo Switch用ソフトでは、今期も『ポケットモンスター ソード・シールド』や『あつまれ どうぶつの森』の追加コンテンツの寄与も想定され、利益率の高いデジタル売上高の拡大が同社の利益率向上に引き続き寄与していくことが予想されるところだ。
 
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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