任天堂<7974>は、5月7日に2020年3月期の連結決算を発表するとともに決算説明資料を公開した。その決算説明資料によると、3月20日に発売した『あつまれ どうぶつの森』(『あつ森』)は、発売から6週間で日米欧3地域の累計セルスルーが合計で1300万本を越え、Nintendo Switchタイトルの中で最速の出足になっているという。
また、早くもニンテンドー3DS用ソフトウェア『とびだせ どうぶつの森』の生涯累計セルスルーを超え、「どうぶつの森」シリーズの中で最も多くセルスルーしたタイトルとなった。
こうした背景には、コロナウイルス感染症の流行による外出自粛に伴う巣ごもり需要が追い風となっていると思われるが、初動のスピードという点ではダウンロード版のデジタル販売の寄与も大きいのではないだろうか。実際、同社も「Nintendo Switchソフトウェアの中で過去に例のないデジタル販売比率を記録」としているが、同社のゲーム専用機のソフト売上高に占めるデジタル売上高の割合も2020年3月期の第4四半期(1~3月)には48.5%と全体の半分近くに達している。
『あつ森』がどこまで生涯累計セルスルーを伸ばしていくのかとともに、今後のソフトウェア流通の市場の変化にも引き続き注目しておきたいところだ。
また、早くもニンテンドー3DS用ソフトウェア『とびだせ どうぶつの森』の生涯累計セルスルーを超え、「どうぶつの森」シリーズの中で最も多くセルスルーしたタイトルとなった。
こうした背景には、コロナウイルス感染症の流行による外出自粛に伴う巣ごもり需要が追い風となっていると思われるが、初動のスピードという点ではダウンロード版のデジタル販売の寄与も大きいのではないだろうか。実際、同社も「Nintendo Switchソフトウェアの中で過去に例のないデジタル販売比率を記録」としているが、同社のゲーム専用機のソフト売上高に占めるデジタル売上高の割合も2020年3月期の第4四半期(1~3月)には48.5%と全体の半分近くに達している。
『あつ森』がどこまで生涯累計セルスルーを伸ばしていくのかとともに、今後のソフトウェア流通の市場の変化にも引き続き注目しておきたいところだ。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974