CRI・ミドルウェア<3698>の2020年9月期の第2四半期累計(19年10月~20年3月)の連結業績は、売上高10億0800万円(前年同期比8.7%増)、営業利益1億4900万円(同29.5%減)、経常利益1億5100万円(同29.4%減)、四半期純利益1億0800万円(同25.5%減)となった。ゲーム事業における先行投資拡大による利益率低下やエンタープライズ事業における医療・ヘルスケア分野での一部売上の期ズレが主な要因としている。
セグメント毎の経営成績は以下のとおり。
① ゲーム事業
同社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売上は、前期に更新した国内大手顧客向け一括契約が減少したものの、国内スマホ向けや海外向けが好調に推移した。ウェブテクノロジの画像最適化ソリューションも堅調に推移した。なお、第1四半期連結累計期間より新たに音響制作を行うツーファイブを連結範囲に含めている。セグメントの売上高は6億9000万円(同23.3%増)、セグメント利益は1億3800万円(同21.6%減)となった。
② エンタープライズ事業
組込み分野はネットワーク組込みシステムの大型受注等があり、好調に推移した。新規分野は、Web動画ミドルウェアおよび動画向けソリューションが好調に推移した。一方、医療・ヘルスケア分野は、予定していた売上が第2四半期に計上できなかったことにより、同大きく減少した。当セグメントの売上高は3億1800万円(同13.6%減)、セグメント利益1000万円(同68.9%減)となった。
セグメント毎の経営成績は以下のとおり。
① ゲーム事業
同社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売上は、前期に更新した国内大手顧客向け一括契約が減少したものの、国内スマホ向けや海外向けが好調に推移した。ウェブテクノロジの画像最適化ソリューションも堅調に推移した。なお、第1四半期連結累計期間より新たに音響制作を行うツーファイブを連結範囲に含めている。セグメントの売上高は6億9000万円(同23.3%増)、セグメント利益は1億3800万円(同21.6%減)となった。
② エンタープライズ事業
組込み分野はネットワーク組込みシステムの大型受注等があり、好調に推移した。新規分野は、Web動画ミドルウェアおよび動画向けソリューションが好調に推移した。一方、医療・ヘルスケア分野は、予定していた売上が第2四半期に計上できなかったことにより、同大きく減少した。当セグメントの売上高は3億1800万円(同13.6%減)、セグメント利益1000万円(同68.9%減)となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698