デジタルハーツ、第3四半期は増収増益-スマフォやアミューズメント関連のデバッグが好調

 デジタルハーツ<3620>が1月28日に発表した第3四半期累計(4-12月期)の業績は、売上高29億9900万円(前年同期比17.2%増)、営業利益4億0900万円(同8.6%増)、経常利益4億0800万円(同7.0%増)、四半期純利益2億2600万円(同5.1%増)だった。  主力のコンシューマーゲームのデバッグ業務がゲームソフトの開発、販売スケジュールの変更が見られたことなどにより、前年比でマイナスとなったものの、スマートフォンアプリやソーシャルアプリ関連のデバッグ業務や、パチンコ・パチスロ機器のデバッグ業務に係る売上が大幅に伸びたようだ。コンシューマーゲームのデバッグに関する売上依存度は、前年同期の57.7%から47.6%に低下した。  3月通期予想は、売上高40億6800万円(前期比19.1%増)、営業利益6億2000万円(同19.0%増)、経常利益6億1800万円(同17.6%増)、当期純利益3億3000万円(同7.9%増)で、従来予想からは変更なし。