アエリア、20年12月期は42億円の最終赤字に 17億円の黒字予想から一転 子会社ののれんと固定資産の減損 ゲームの苦戦と先行投資で営業益も81%減額
アエリア<3758>は、この日(5月22日)、2020年12月期の連結業績予想を大幅に修正し、最終利益の予想を17億円の黒字から42億円の赤字に引き下げた。連結子会社取得時にのれんの減損処理を行い、30億9500万円を特別損失として計上する。さらに有形固定資産と無形固定資産の一部について、減損損失11億1500万円の特別損失を計上する。のれんについては、当初想定していた事業計画に対する進捗状況や今後の見通しを踏まえて検討したため、としている。固定資産についても、固定資産簿価を回収できないと判断したという。
また、売上高と営業利益、経常利益の下方修正も行った。売上高を285億円から260億円、営業利益を27億円から5億円、経常利益を25億円から3億円にそれぞれ引き下げた。従来予想からの修正率は、売上高が8.8%減、営業利益が81.5%減、経常利益が88.0%減となった。
コンテンツ事業において、個人の消費マインドとイベントの開催中止・延期により、想定していた売上高から約20%を下回る。アセットマネジメントでも不動産投資に対する金融機関の融資姿勢の消極化による優良物件の仕入不足に起因する個人投資家の購買意欲が減退し、その販売数も当初予定から10%下回る見込みになったとのこと。営業利益と経常利益については、コンテンツ事業で運営・開発中の案件に係る開発費と広告宣伝費の先行投資が予想を上回る見込みになったという。
これを受けて、代表取締役会長と代表取締役社長の月額報酬を30%減額する。対象期間は、2020年6月から2020年8月まで。
また、売上高と営業利益、経常利益の下方修正も行った。売上高を285億円から260億円、営業利益を27億円から5億円、経常利益を25億円から3億円にそれぞれ引き下げた。従来予想からの修正率は、売上高が8.8%減、営業利益が81.5%減、経常利益が88.0%減となった。
コンテンツ事業において、個人の消費マインドとイベントの開催中止・延期により、想定していた売上高から約20%を下回る。アセットマネジメントでも不動産投資に対する金融機関の融資姿勢の消極化による優良物件の仕入不足に起因する個人投資家の購買意欲が減退し、その販売数も当初予定から10%下回る見込みになったとのこと。営業利益と経常利益については、コンテンツ事業で運営・開発中の案件に係る開発費と広告宣伝費の先行投資が予想を上回る見込みになったという。
これを受けて、代表取締役会長と代表取締役社長の月額報酬を30%減額する。対象期間は、2020年6月から2020年8月まで。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758