Wizards of the Coast、『マジック:ザ・ギャザリング』で7枚のカードを削除 人種差別を想起させるため
Wizards of the Coastは、『マジック:ザ・ギャザリング』において、1994年に印刷した「Invoke Prejudice」のmultiverse ID変更とGathererにおけるカード画像の削除を行うと発表した。
対象となったカードには、人種差別を想起させる描写が含まれており、さらに数年前に割り当てられたmultiverse IDは不幸にもそれを助長させるものだったという。「人種差別的な要素は、我々のゲームはもちろん、いかなる場所においても存在が許されるものではない」と同社はコメント、「対象になったカードは出版されるべきではなかった」とお詫びした。
今回、削除の対象となったカードは以下の通り。
Invoke Prejudice
Cleanse
Stone-Throwing Devils
Pradesh Gypsies
Jihad
Imprison
Crusade
また、該当のカードについては、「人種差別を想起させる描写や文言が含まれるカードにつきまして、私たちのデータベースからカード画像を削除いたしました。どのような形であれ人種差別的要素は受け入れがたく、私たちのゲームはもちろん、いかなる場所においても存在が許されるものではありません。」といった文章に置き換えるとのこと。
さらに、該当のカードは全ての公認トーナメントでの使用禁止措置を行うことも決定している。
会社情報
- 会社名
- Wizards of the Coast(ウィザーズ・オブ・ザ・コースト)