エイシスは、インターネットにおけるコンテンツの違法アップロードへの対策活動の6月末までの報告を行った。同社では、クリエイターからの申請を受けて無料で削除要請代行と違法アップロード監視システムの運用を行っており、6月末までの活動実績として、問題のあるサイト401万1795件のDMCA申請、そして、261万8636件の削除要請を行ったと発表した。
■『GoogleへのDMCA申請』401万1795件
GoogleへのDMCA申請は、 デジタルミレニアム著作権法にのっとり、 インターネット検索エンジン『Google』を運営するGoogleに対して、 問題のあるサイトを検索結果の表示から除外するよう求めた。
■『違法アップロードサイトへの削除要請』261万8636件
不適切にコンテンツを拡散している違法アップロードサイトに対して、 該当コンテンツの削除を要請するもので、各申請、要請には情報の開示が伴うが、代行者としてエイシス名義で行うため、 クリエイターの個人情報がGoogleや違法アップロードサイトに伝わることはない。
特に個人のクリエイターの方が違法アップロードのトラブルに巻き込まれた場合、 手続きに戸惑ったり、 対応の煩雑さから、 そのまま泣き寝入りをするケースが多くある。同社が対応を代行することで、1人1人にかかる負担を軽減し、 今後もより多くの対応を進めていく。
■ユーザーから寄せられた情報をもとにした対策活動をスタート
2020年6月より、 エイシスのWEBサービスを利用されているユーザーから寄せられた情報をもとにした対策活動も開始した。エイシスが行うサービスで取り扱っているコンテンツについて、 違法アップロードの事例を目撃した際には窓口より情報を寄せてほしいとのこと。
https://www.dlsite.com/home/opinion/illegal/upload
※情報提供には、 エイシスのWEBサービス用アカウント(登録無料)が必要
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイシス
- 設立
- 1994年11月
- 代表者
- 代表取締役 藤井 純
- 決算期
- 3月