セプテーニHD、20年9月期の営業利益は22億円と黒字転換 前の期にあった減損損失や持分法投資損失が計上されず

セプテーニ・ホールディングス<4293>の2020年9月通期の連結決算(IFRS)は、収益179億3800万円(前の期比6.8%増)、営業利益22億7400万円(前の期は1億8300万円の営業利益)、税引前当期利益23億2500万円(前の期は8100万円の税引前当期損失)、最終利益14億3700万円(前期は5億4700万円の当期損失)となった。

前の期の赤字から黒字転換となったが、前の期に計上された減損損失が計上されなかったことに加えて、持分法による投資損失も黒字転換したことが主な要因だった。

主力のデジタルマーケティング事業では、COVID-19による消費全般のオンライン化に伴う案件拡大や国内電通グループとの協業の推進により、増収増益となり、全体の収益拡大をけん引した。メディアプラットフォーム事業では、COVID-19による影響から、赤字幅が拡大した。

また、新たな事業セグメントへの拡張に向け、保有する資本を活用し、スポーツ領域、シェアリングアセット領域、エンタメ領域における各企業への資本参加、事業提携を開始した。
株式会社セプテーニ・ホールディングス
https://www.septeni-holdings.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社セプテーニ・ホールディングス
代表者
代表取締役 神埜 雄一
決算期
9月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4293
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