【ゲーム株概況(11/11)】2Q好決算のDeNAが終値ベースで2000円台を回復 国内証券が投資判断格下げのカプコンが売られる ネクソンは大幅続落

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、DeNA<2432>が商いを伴って大幅反発し、終値ベースで2000円台を回復した。DeNAは、前日11月10日に発表した第2四半期決算が、売上収益で前年同期比5.4%増、営業利益で同314.7%増となり、市場予想を大きく上回る着地となったことが評価材料となっているようだ。
また、ケイブ<3760>やボルテージ<3639>が高く、グリー<3632>は3日続伸で年初来高値を更新した。
半面、新作『アラド戦記モバイル』の配信延期などもあり、第3四半期決算が計画から下ブレしての着地となったネクソン<3659>が大幅続落し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウエート」に格下げしたカプコン<9697>の下げもきつい。
大手ゲーム株では、前日買われたコナミHD<9766>が7日ぶりの反落となったほか、任天堂<7974>も売り優勢の展開となった。
■関連銘柄

会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4462億1100万円、営業利益1241億7600万円、税引前利益1959億8700万円、最終利益1348億4800万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659