
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントなどが相次いで自粛となり、チケット販売が大きく落ち込んだ。

ただ、第2四半期(7~9月)に入り、段階的な規制緩和によりスポーツ・演劇ジャンルでは緩やかな回復が見られる中、役員報酬の減額等も含め、期初以来断行してきた全社経費の2割以上の縮減策の効果発出や、ライブストリーミング配信事業の強化等により、年度末に向けての黒字基調への回復を目指し、赤字幅も漸次減少しつつある、としている。
なお、きらぼしキャピタル東京 Sparkle 投資事業有限責任組合と同社の執行役員や従業員を割当先として自社株の処分を行い、総額26億円の調達を行うほか、日本政策金融公庫・きらぼし銀行から150億円の借入枠を追加で20億円引き上げ、170億円にすることも明らかにした。