アルファポリス、9月中間は売上・利益とも過去最高を更新…電子書籍市場の拡大を背景に漫画やライトノベルなど好調

アルファポリス<9467>は、9月中間決算を発表し、売上高は37億8200万円(前年同期比54.6%増)、営業利益は10億4300万円(同66.8%増)、経常利益は10億4700万円(同67.4%増)、最終利益は6億5900万円(同67.4%増)となり、売上高、利益ともに過去最高を大幅に更新した。

同社によると、刊行点数の増加と電子書籍の好調により、各ジャンルが前年同期比で増収となった。とりわけ漫画については90%増と大きな伸びを達成した。各ジャンルの売上は以下のとおり。





① ライトノベル
刊行点数は前年同期を上回る100点(前年同期比2点増)となった。各書籍の売れ行きについては、『異世界ゆるり紀行』、『神様に加護2人分貰いました』など、同社開催のファンタジー小説大賞から誕生した人気シリーズの続刊が引き続き好調に推移した。また、前年の同賞レースで読者賞を受賞し新たに刊行した『ほっといて下さい』も想定通り好調なスタートを切った。電子書籍については、親和性の高い女性向け小説を中心に好調な販売を維持し、売上を牽引した。

② 漫画
第2四半期累計期間の刊行点数は前年同期を大きく上回る54点(前年同期比15点増)となった。各書籍の売れ行きについては、『素材採取家の異世界旅行記』『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』など、ライトノベルヒット作のコミカライズ作品が引き続き好調に推移した。また、電子書籍販売については、8月から9月にかけて「アルファポリス創業20周年キャンペーン」と題して各電子ストアで実施した人気シリーズの1巻無料配信や各種割引等の拡販施策が奏功し、電子書籍販売と極めて親和性が高い当ジャンルにおいて大きく売上を伸ばす結果となった。

③ 文庫
第2四半期累計期間の刊行点数は69点(前年同期比1点増)となった。シリーズ累計117万部を突破した『居酒屋ぼったくり』の文庫版が売上を牽引した。また、キャラ文芸ジャンルから『金沢あまやどり茶房』を刊行する等、新たなジャンルの開拓、強化に引き続き注力してきた。

④ その他
第2四半期累計期間の刊行点数は12点(前年同期比3点増)となった。その他ジャンルにおいては、第10回絵本・児童書大賞の大賞受賞作である『ゆめレスキュー』を刊行し、絵本ジャンルの更なる強化を図る等、取り扱いジャンルの拡大に向けた取り組みを推し進めてきた。