NJHD、21年6月期通期の利益予想を下方修正…営業益は4億円→2.1億円に ゲーム事業の新規受注の遅れによるラインの未稼働原価の増加などが響く
エヌジェイホールディングス<9421>は、2月1日、2021年6月期通期の連結業績予想の修正を発表、ゲーム事業の受託開発の原価率増加や、新規受注の遅れによるラインの未稼働原価の増加などにより、各利益項目とも従来予想を下回る見通しとなったことを発表した。
売上高122億円(増減率1.7%増)
営業利益2億1000万円(同47.5%減)
経常利益1億9000万円(同50.0%減)
最終利益1000万円(同93.8%減)
ゲーム事業は、受託開発において、受注済み案件の開発フェーズの進捗に伴い、増収となる見込みだが、要求仕様や開発スケジュール等の影響から原価率が当初想定より増加しているほか、新規受注が遅れているラインによる未稼働原価の増加から、増収による利益寄与は僅少となる見込み。なお、ラインの未稼働解消は来期になる見通し。
ゲーム運営サポートは、海外タイトルに関する受注は増加しているものの、国内向け大型スマホタイトルの新規リリース減少による受注競争激化や、運営サポートタイトルのサービス
終了に伴う派遣の終了から、人員の稼働率が低下した。
これらにより、ゲーム事業は、売上高は受注済み案件の開発フェーズの進捗に伴う収益計
上から、前回比較にて増収を見込んでいるものの、営業利益および経常利益は開発ラインの空きによる減収相当額とゲーム運営サポートの稼働率の低下による減収相当額がいずれも減益幅に影響し、減益となる見込み。
モバイル事業は、一昨年の分離プランおよび値引き規制などの法改正の施行以降、販売台数が低調に推移するなか、コロナ禍の長期化の影響もあって、来店数も前年を下回る状態が続いている。このようななか、通信各社からオンライン専用ブランドが発表されたことや、緊急事態宣言の再発出により客足の戻りが再び遠のくと予想されることから、春商戦期においても、当初見込みを下回った推移を続ける見通し。
このため、売上高、利益ともに前回発表時の予想よりも減少する見込み。
売上高122億円(増減率1.7%増)
営業利益2億1000万円(同47.5%減)
経常利益1億9000万円(同50.0%減)
最終利益1000万円(同93.8%減)
ゲーム事業は、受託開発において、受注済み案件の開発フェーズの進捗に伴い、増収となる見込みだが、要求仕様や開発スケジュール等の影響から原価率が当初想定より増加しているほか、新規受注が遅れているラインによる未稼働原価の増加から、増収による利益寄与は僅少となる見込み。なお、ラインの未稼働解消は来期になる見通し。
ゲーム運営サポートは、海外タイトルに関する受注は増加しているものの、国内向け大型スマホタイトルの新規リリース減少による受注競争激化や、運営サポートタイトルのサービス
終了に伴う派遣の終了から、人員の稼働率が低下した。
これらにより、ゲーム事業は、売上高は受注済み案件の開発フェーズの進捗に伴う収益計
上から、前回比較にて増収を見込んでいるものの、営業利益および経常利益は開発ラインの空きによる減収相当額とゲーム運営サポートの稼働率の低下による減収相当額がいずれも減益幅に影響し、減益となる見込み。
モバイル事業は、一昨年の分離プランおよび値引き規制などの法改正の施行以降、販売台数が低調に推移するなか、コロナ禍の長期化の影響もあって、来店数も前年を下回る状態が続いている。このようななか、通信各社からオンライン専用ブランドが発表されたことや、緊急事態宣言の再発出により客足の戻りが再び遠のくと予想されることから、春商戦期においても、当初見込みを下回った推移を続ける見通し。
このため、売上高、利益ともに前回発表時の予想よりも減少する見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421