KLab、23年12月期の売上高500億円、営業益100億円を目指す中期計画 ラピライやダンまち、EAとの共同開発タイトルなど新作投入 新しい収益分野も
KLab<3656>は、この日(2月10日)、2023年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表し、売上高500億円、営業利益100億円を目指すことを明らかにした。2020年12月期の実績との比較では、売上高は47.3%増、営業利益は365.3%増となる野心的な計画だ。
『BLEACH Brave Souls』がリリース6年目で過去最高の売上を記録するなど強みである運用力を生かして、既存ゲームタイトルの売上・利益を確保して安定した収益基盤を確立したうえで、新規タイトルを投入して売上と利益を積み上げていく考えだ。
『ラピスリライツ』やアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のオンラインゲーム、EAとの共同開発のスポーツシミュレーションゲームのほか、グローバルで高い人気と熱量を誇るIPタイトル2本をリリースする。
さらに既存のゲーム開発・運営以外の収益源も育成する。昨今広がりを見せているハイパーカジュアルゲームへの進出や、IPタイトルの開発支援モデルなどで収益確保を図るほか、ゲーム事業とシナジーのある周辺事業も模索する。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656