サンリオ<8136>は、2021年3月期の第3四半期の連結決算を発表し、売上高は294億円(前年同期比30.1%減)、営業損失は25億円(前年同期は24億円の利益)、経常損失は17億円(前年同期は33億円の利益)、最終損失は23億円(前年同期は15億円の利益)と大幅減収・赤字転落となった。
新型コロナの影響でイベントや販促活動の自粛の影響を受けたほか、インバウンド需要の消失、消費マインド低下に伴うギフト商戦の苦戦、そして、テーマパークの入場者数の減少などの影響が出た。特別利益として雇用調整助成金等で11億円を計上する一方、特別損失として新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う店舗の臨時休業やテーマパークの臨時休園による損失14億円を計上した。
・売上高:294億4900万円(前年同期比30.1%減)
・営業損失:25億1600万円(前年同期は24億3300万円の利益計上)
・経常損失:17億6600万円(前年同期は33億0700万円の利益計上)
・最終損失:23億5700万円(前年同期は15億4000万円の利益計上)
国内では、このコロナ禍において、EC部門の伸長やマスク・消毒スプレー等の衛生関連商品を伸ばすことができたが、引き続きイベント・販売促進活動の自粛や、インバウンド需要の消失、また消費マインド低下による年末ギフト商戦のマイナスをカバーできるまでには至らなかった。テーマパーク事業では、再開後も入園制限による大幅な入園者数減により、厳しい状況が続いているが、オンライン事業を立ち上げる等新たな取り組みにも力を入れている。
海外では、国内同様新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく、商品プロモーションやイベント関連は稼働できない状況が続いている。また北米のEC事業は二桁で伸びているものの、学校閉鎖の地域では、学童関連のリオーダーの大幅減により苦戦が強いられている。
2021年3月期の見通しは以下のとおり。
・売上高:402億円(前期比27.3%減)
・営業損失:40億円(前期は21億0600万円の利益計上)
・経常損失:31億円(前期は32億7400万円の利益計上)
・最終損失:36億円(前期は1億9100万円の利益計上)
新型コロナの影響でイベントや販促活動の自粛の影響を受けたほか、インバウンド需要の消失、消費マインド低下に伴うギフト商戦の苦戦、そして、テーマパークの入場者数の減少などの影響が出た。特別利益として雇用調整助成金等で11億円を計上する一方、特別損失として新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う店舗の臨時休業やテーマパークの臨時休園による損失14億円を計上した。
・売上高:294億4900万円(前年同期比30.1%減)
・営業損失:25億1600万円(前年同期は24億3300万円の利益計上)
・経常損失:17億6600万円(前年同期は33億0700万円の利益計上)
・最終損失:23億5700万円(前年同期は15億4000万円の利益計上)
国内では、このコロナ禍において、EC部門の伸長やマスク・消毒スプレー等の衛生関連商品を伸ばすことができたが、引き続きイベント・販売促進活動の自粛や、インバウンド需要の消失、また消費マインド低下による年末ギフト商戦のマイナスをカバーできるまでには至らなかった。テーマパーク事業では、再開後も入園制限による大幅な入園者数減により、厳しい状況が続いているが、オンライン事業を立ち上げる等新たな取り組みにも力を入れている。
海外では、国内同様新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく、商品プロモーションやイベント関連は稼働できない状況が続いている。また北米のEC事業は二桁で伸びているものの、学校閉鎖の地域では、学童関連のリオーダーの大幅減により苦戦が強いられている。
■2021年3月期の見通し
2021年3月期の見通しは以下のとおり。
・売上高:402億円(前期比27.3%減)
・営業損失:40億円(前期は21億0600万円の利益計上)
・経常損失:31億円(前期は32億7400万円の利益計上)
・最終損失:36億円(前期は1億9100万円の利益計上)
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136