イグニス<3689>は、この日(3月5日)、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として、上場する同社株式および新株予約権の公開買付を行うことを明らかにした。買付価格は1株あたり3000円となる。上場廃止を前提としており、買付の上限は設けていない。ちなみに、この日の同社株式の終値は1842円だった。買い付けは、今回のために設立したi3を通じて行う。買い付け期間は3月8日から4月19日までの31営業日としている。
同社では、恋愛・婚活オンラインマッチングサービス『with』のさらなる成長が見込む一方で、ライブ特化型仮想空間 SNS『INSPIX WORLD』への大規模な開発投資を実行しているという。とりわけ、『INSPIX WORLD』については、大きなポテンシャルを持つものの、事業立ち上げや収益各タイミングについては不確定な要素が存在している。
短期的なグループの収益性の悪化を恐れ、先行投資を縮小するまたは先延ばしにすることは、中長期的な成長を妨げむしろ競争力・収益力を弱める可能性があるとの考えの下、短期的な業績変動に動じることなく、機動的に経営課題に対処し、長期的な視点を持って持続的な企業価値向上を実現させていくためには、株式を非公開化する必要があると判断した、としている。
なお、i3は、BCPE Wish Cayman,L.P(ベインキャピタルが運営するファンド)が50%、代表取締役社長の銭錕氏が25%、代表取締役CTOの鈴木貴明氏が25%が出資しており、ベインキャピタルの支援のもと、機動的かつ柔軟な意思決定の下、事業の積極展開に取り組むという。
2021年9月通期の業績予想も修正した。
・売上高:70億円(前期比23.2%増)
・営業損失:6億7600万円(前期は2億3200万円の損失計上)
・経常損失:8億3600万円(前期は553.000万円の損失計上)
・最終損失:13億2800万円(前期は9億8000万円の損失計上)
同社では、恋愛・婚活オンラインマッチングサービス『with』のさらなる成長が見込む一方で、ライブ特化型仮想空間 SNS『INSPIX WORLD』への大規模な開発投資を実行しているという。とりわけ、『INSPIX WORLD』については、大きなポテンシャルを持つものの、事業立ち上げや収益各タイミングについては不確定な要素が存在している。
短期的なグループの収益性の悪化を恐れ、先行投資を縮小するまたは先延ばしにすることは、中長期的な成長を妨げむしろ競争力・収益力を弱める可能性があるとの考えの下、短期的な業績変動に動じることなく、機動的に経営課題に対処し、長期的な視点を持って持続的な企業価値向上を実現させていくためには、株式を非公開化する必要があると判断した、としている。
なお、i3は、BCPE Wish Cayman,L.P(ベインキャピタルが運営するファンド)が50%、代表取締役社長の銭錕氏が25%、代表取締役CTOの鈴木貴明氏が25%が出資しており、ベインキャピタルの支援のもと、機動的かつ柔軟な意思決定の下、事業の積極展開に取り組むという。
2021年9月通期の業績予想も修正した。
・売上高:70億円(前期比23.2%増)
・営業損失:6億7600万円(前期は2億3200万円の損失計上)
・経常損失:8億3600万円(前期は553.000万円の損失計上)
・最終損失:13億2800万円(前期は9億8000万円の損失計上)
会社情報
- 会社名
- 株式会社イグニス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
- 決算期
- 9月