【決算カレンダー】ゲーム関連企業の1~3月決算発表が本日からスタート 『ウマ娘』快走のサイバーエージェントに注目 前四半期に黒転のenishに関心
2021年1~3月期のゲーム関連株の決算発表が本日のベクター<2656>とモバイルファクトリー<2656>の発表を皮切りにスタートする。この四半期は3月決算銘柄の本決算発表となり、大手ゲーム各社をはじめゲーム関連企業も本決算発表が最も集中する。
今回の記事では、4月中に発表を予定している企業を見てみたい。主なところでは、モバイルファクトリーが本日4月23日、コーエーテクモHD<3635>が4月26日、アカツキ<3932>とサイバーエージェント<4751>が4月28日、enish<3667>とAiming<3911>が4月30日に発表を予定している。
この序盤戦でまず注目されるのは、サイバーエージェントだろう。子会社Cygamesの新作『ウマ娘 プリティーダービー』がアプリストアのセールスランキングで首位を快走しており、この四半期はゲーム事業の躍進が期待される。第1四半期決算ではネット広告とメディアは好調だっただけにゲーム事業が大きく復調すれば全体決算の数字も大きく好転してくることが予想されるところだ。
また、enishは、2020年12月期の第4四半期(10~12月)は四半期ベースで6年ぶりの黒字転換を達成した。これは構造改革と『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。』(『ごとぱず』)の好調が寄与したものだが、『ごとぱず』は足元で繁体字版のリリースも行っており、引き続き業績に大きく貢献しているのか注目される。
今回の記事では、4月中に発表を予定している企業を見てみたい。主なところでは、モバイルファクトリーが本日4月23日、コーエーテクモHD<3635>が4月26日、アカツキ<3932>とサイバーエージェント<4751>が4月28日、enish<3667>とAiming<3911>が4月30日に発表を予定している。
この序盤戦でまず注目されるのは、サイバーエージェントだろう。子会社Cygamesの新作『ウマ娘 プリティーダービー』がアプリストアのセールスランキングで首位を快走しており、この四半期はゲーム事業の躍進が期待される。第1四半期決算ではネット広告とメディアは好調だっただけにゲーム事業が大きく復調すれば全体決算の数字も大きく好転してくることが予想されるところだ。
また、enishは、2020年12月期の第4四半期(10~12月)は四半期ベースで6年ぶりの黒字転換を達成した。これは構造改革と『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。』(『ごとぱず』)の好調が寄与したものだが、『ごとぱず』は足元で繁体字版のリリースも行っており、引き続き業績に大きく貢献しているのか注目される。
発表予定日 | コード | 会社名 | 決算期末 | 種別 |
4月23日 | 2656 | ベクター | 3月 | 本決算 |
4月23日 | 3912 | モバイルファクトリー | 12月 | 1Q |
4月26日 | 3635 | コーエーテクモHD | 3月 | 本決算 |
4月27日 | 4348 | インフォコム | 3月 | 本決算 |
4月28日 | 3932 | アカツキ | 3月 | 本決算 |
4月28日 | 4347 | ブロードメディア | 3月 | 本決算 |
4月28日 | 4689 | ZHD | 3月 | 本決算 |
4月28日 | 4751 | サイバーエージェント | 9月 | 2Q |
4月28日 | 6758 | ソニーグループ | 3月 | 本決算 |
4月30日 | 3667 | enish | 12月 | 1Q |
4月30日 | 3911 | Aiming | 12月 | 1Q |
4月30日 | 9468 | KADOKAWA | 3月 | 本決算 |
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667