トランスコスモス、21年3月期の営業益は66%増の177億円・・・新型コロナ対策関連やDX、BPOサービスなどの受注増加

トランス・コスモス<9715>の2021年3月通期の連結決算は、売上高3364億0500万円(前の期比7.9%増)、営業利益177億5200万円(同66.1%増)、経常利益180億1200万円(同101.2%増)、最終利益87億4400万円(同39.3%増)と大幅増益を達成した。


・売上高:3364億0500万円(前の期比7.9%増)
・営業利益:177億5200万円(同66.1%増)
・経常利益:180億1200万円(同101.2%増)
・最終利益:87億4400万円(同39.3%増)


外出やイベント・キャンペーンの自粛など行政機関からの指示・要請や、感染拡大防止、従業員の安全確保を最優先とした対策などに伴い、新規案件の減少や一部既存業務の縮小、オペレーションセンターの一時的な稼働率低下といった影響はあったものの、行政機関をはじめとした新型コロナウイルス対策関連業務の支援に繋がるサービスや、引き続き、デジタルトランスフォーメーションパートナーとして企業の経営、事業の変革を支援するDECサービス・BPOサービスを積極的に展開し、受注の増加に繋げた。

また、新型コロナウイルス感染症対策を積極的に推進したことにより管理費用が増加したものの、受注業務の採算性改善や高収益案件の獲得などにより収益性が改善した。一方で、今後の事業成長に向けた取り組みとして、国内外におけるサービスの競争力強化や、新たなニーズに対応するため、引き続きデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するサービス体制・組織の強化などの取り組みに注力した。
トランスコスモス株式会社
http://www.trans-cosmos.co.jp/

会社情報

会社名
トランスコスモス株式会社
設立
1985年6月
代表者
代表取締役会長 奥田 昌孝/代表取締役共同社長 石見 浩一/牟田 正明/代表取締役 副社長執行役員 髙野 雅年/神谷 健志
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
9715
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