サンリオ、21年3月期の決算は営業損失32億円と赤字転落 新型コロナでイベント中止、インバウンド需要減退、海外ライセンシーも低調

サンリオ<8136>は、5月14日、2021年3月期の連結決算を発表し、売上高410億5300万円(前の期比25.7%減)、営業損失32億8000万円(前の期は21億0600万円の利益計上)、経常損失17億3100万円(前の期は32億7400万円の利益計上)、最終損失39億6000万円(前の期は1億9100万円の利益計上)と減収・赤字転落となった。


売上高:410億5300万円(前の期比25.7%減)
営業損失:32億8000万円(前の期は21億0600万円の利益計上)
経常損失:17億3100万円(前の期は32億7400万円の利益計上)
最終損失:39億6000万円(前の期は1億9100万円の利益計上)


国内では、このコロナ禍において、EC部門の伸長や、マスク・消毒スプレー等の衛生関連商品、「エンジョイアイドルシリーズ」等の学生や大人向け商品を伸ばすことができたが、イベント・販売促進活動の自粛や、インバウンド需要、また消費マインドの低下によるギフト商戦の落ち込みをカバーできるまでには至らなかった。

テーマパーク事業では、再開後も入園制限による大幅な入園者数減により、厳しい状況が続いているが、ECやオンライン事業を新規で立ち上げる等の取り組みにも力を入れている。

海外では、国内同様新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく、商品プロモーションやイベント等は稼働できない状況が続いている。また、北米のEC事業は二桁で伸びているものの、欧州をはじめとする各国でのロックダウンにより休校が相次ぎ、学童関連をはじめとしたライセンシーの落ち込みが響いた。


 
■2022年3月期の見通し

続く2022年3月期は、売上高491億円(前の期比19.6%増)、営業損失7億円(前の期は32億8000万円の損失計上)、経常損失4億円(前の期は17億3100万円の損失計上)、最終利益21億円(前の期は39億6000万円の損失計上)を見込む。


売上高:491億円(前期比19.6%増)
営業損失:7億円(前期は32億8000万円の損失計上)
経常損失:4億円(前期は17億3100万円の損失計上)
最終利益:21億円(前期は39億6000万円の損失計上)