アイティメディア<2148>が2月2日に発表した第3四半期累計(4-12月期)の連結業績は、売上高19億2500万円(前年同期比5.2%増)、経常損失1億1200万円(前年同期1億5500万円)、四半期純損失1億3000万円(同2億0100万円)だった。
同社の主要顧客となるIT企業が依然として広告出稿に慎重な姿勢をとっており、IT分野の広告収益が低調に推移したことが響いたようだ。ただ、スマートフォンの機種増加や2010年12月末での家電エコポイント付与半減を目前とした駆け込み需要に関連して、デジタル製品の広告宣伝需要が一時的に拡大したこともあり、第3四半期会計期間は営業黒字に転じた、としている。
3月通期は、売上高26億4400万円(前年同期比4.4%増)、経常損失1億4700万円(前期1億7200万円)、当期純損失1億5800万円(同2億4100万円)を見込む。