スクエニHD、第3四半期は経常益70%減-コンソール向けソフトの不振で
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が2月3日に発表した第3四半期累計(4-12月期)の連結業績は、売上高981億8300万円(前年同期比27.5%減)、経常利益61億1900万円(同70.9%減)、四半期純利益18億2100万円(同76.6%減)だった。
同社では、「ドラゴンクエスト モンスターズ ジョーカー2」や「ケイン アンド リンチ2 ドッグ・デイズ」がミリオンセラーになったものの、家庭用ゲームコンソール向けのソフト販売は低調に推移した、としている。他方、「ニコッとタウン」が登録IDが昨年12月に70万IDを超えたほか、ブラウザゲーム「戦国IXA」が8月の課金開始以後、順調に伸長するなど複数の成果が出てきたという。経常利益については為替差損も響いた模様。
3月通期は、売上高1300億円(前期比32.4%減)、経常利益60億円(同78.4%減)、当期純利益10億円(同89.5%減)を見込む。業績予想に変更はなし。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684