任天堂、第1四半期の決算を8月5日に発表 減益予想だがどういった着地になるか 半導体不足やコロナの生産・出荷への影響を懸念も

 任天堂<7974>は、2022年3月期の第1四半期(21年4~6月)の決算を8月5日に発表する予定だ。同社は、22年3月通期の見通しのみ開示しており、四半期の見通しは開示していない。

大幅な増益決算だった21年3月期から伸ばせるかどうかが注目点になる。前期は減益予想で始まったが、通期では結局、大幅な増益で着地した。今回はどうなるか。

同社では、リスク要因として、新型コロナの生産や出荷の停滞する可能性や、世界的な需要増で半導体部材の不足が部品調達に支障をきたし、生産に影響を及ぼす可能性をあげたが、こればかりは発表されないとわからない。

前期の決算を振り返ると、売上高1兆7589億1000万円(前の期比34.4%増)、営業利益6406億3400万円(同81.8%増)、経常利益6789億9600万円(同88.4%増)、最終利益4803億7600万円(同85.7%増)だった。

・売上高:1兆7589億1000万円(同34.4%増)
・営業利益:6406億3400万円(同81.8%増)
・経常利益:6789億9600万円(同88.4%増)
・最終利益:4803億7600万円(同85.7%増)

 

続く2022年3月通期の見通しは、売上高1兆6000億円(前期比9.0%減)、営業利益5000億円(同22.0%減)、経常利益4800億円(同29.3%減)、最終利益3400億円(同29.2%減)となっている。

・売上高:1兆6000億円(同9.0%減)
・営業利益:5000億円(同22.0%減)
・経常利益:4800億円(同29.3%減)
・最終利益:3400億円(同29.2%減)

任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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