KADOKAWAの第1四半期のゲーム事業、営業損失1.1億円と赤字転落 "巣ごもり消費"の反動減 フロムソフトの期待作『ELDEN RING』が22年1月に発売
KADOKAWA<9468>の第1四半期(21年4~6月)のゲームセグメントの業績は、売上高が前年同期比56.8%減の18億7500万円、営業損失1億1600万円(前年同期は16億0600万円)と大幅減収・赤字転落となった。
前年同期は新型コロナによる"巣ごもり消費"の影響でリピート販売が伸びたが、今期は反動減となった。また前年同期にあった新作がなかったこと、受託開発のスケジュール変更も影響した。
同社では、フロム・ソフトウェアの期待作『ELDEN RING』が2022年1月21日発売するほか、スパイク・チュンソフトでも『Dying Light2』など複数パイプラインを開発するなど巻き返しを狙う。
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468