東京通信、第2四半期(1~6月)決算は売上高23.5億円、営業益3.1億円 営業利益は通期予想に対する進捗率で74.9%に

  • 東京通信<7359>は、本日(8月5日)、2021年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表、今期が初の第2四半期業績開示となるため、前年同期比較はないものの、通期予想に対する進捗率では売上高で54.1%、営業利益では74.9%に達している。

    売上高23億5100万円
    営業利益3億1400万円
    経常利益2億7900万円
    最終利益1億6000万円

    主なセグメント別の状況は以下のとおり。なお、恋愛や仕事の悩みを抱えるユーザーと経験豊富な鑑定師をマッチングしてオンライン鑑定を行う電話占い「カリス」を企画・運営するティファレトを4月1日付で連結子会社化しており、新たなセグメント「プラットフォーム事業」が追加されている。

    ①インターネットメディア事業…売上高18億2900万円、セグメント利益4億4400万円

    国内向けアプリの売上高が5億6200万円となった。また、海外向けハイパーカジュアルゲームアプリは、昨年度にリリースしたグループのヒットタイトルである「Save themall」が第2四半期も引き続き売上をけん引しており、グローバルの売上高は12億300万円となった。そのほか、ストック収入による売上高は6300万円となった。

    ②インターネット広告事業…売上高8700万円、セグメント利益3700万円

    VODサービスをはじめとしたアフィリエイト広告戦略を展開している。ウェブマーケティング中心のアフィリエイト広告と、アプリマーケティングの運用型広告の取り組みと、有望なアフィリエイターとの関係の強化を推進した。

    ③プラットフォーム事業…売上高4億2400万円、セグメント利益5200万円

    悩みを抱えるユーザーと経験豊かな鑑定師をマッチングする電話占い「カリス」の運営を行っている。グループの強みであるマーケティングノウハウを活かした新規ユーザー獲得と、SEO対策の強化を図ることで広告宣伝の効率化に注力しており、業績は堅調に推移している。

    ■通期予想は5月の修正予想から変更なし

    なお、2021年12月期通期の予想については、5月に発表した修正予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高43億5000万円(前期比77.6%増)
    営業利益4億2000万円(同9.6%増)
    経常利益3億8000万円(同2.9%増)
    最終利益1億8000万円(同6.9%減)

株式会社東京通信グループ
https://tokyo-tsushin.com/

会社情報

会社名
株式会社東京通信グループ
設立
2015年5月
代表者
代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
決算期
12月
直近業績
売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
7359
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