メガチップス、第1四半期の決算は営業利益が546％増の16億円…Switch向けソフトウェア格納用LSI堅調、SiTime連結離脱で収益改善

 メガチップス<6875>は、この日(8月6日)、第1四半期(21年4～6月)の連結決算を発表し、売上高173億3500万円(前年同期比17.9%減)、営業利益16億3500万円(同546.2%増)、経常利益12億7000万円(同1795.5%増)、最終利益7億4500万円(同50.2%減)と大幅増益となった。

・売上高:173億3500万円(同17.9%減)
・営業利益:16億3500万円(同546.2%増)
・経常利益:12億7000万円(同1795.5%増)
・最終利益:7億4500万円(同50.2%減)

同社では、SiTime Corporationが連結子会社から外れたことに伴い売上が減少したものの、Nintendo Switch向けのゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)の需要が堅調に推移した。SiTime Corporation関連の費用がなくなったことで販売管理費が大きく減少し、営業利益と経常利益、最終利益が大幅な伸びとなった。

■2022年3月通期の見通し

続く2022年3月期の業績は、売上高655億円(同21.9%減)、営業利益43億円(同14.4%減)、経常利益37億円(同5.4%減)、最終利益24億円(同88.5%減)を見込む。最終利益が大きく減るが、前の期にSiTimeの売却益を計上したため、この期は大きく減る。

・売上高:655億円(同21.9%減)
・営業利益:43億円(同14.4%減)
・経常利益:37億円(同5.4%減)
・最終利益:24億円(同88.5%減)