ファンコミ、第2四半期(1~6月)決算は売上高8%減、営業益26%減に ADコミュニケーション事業はセグメント赤字を計上
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ファンコミュニケーションズ<2461>は、8月10日、2021年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による一部広告主の予算削減や消費者の消費に至る導線の変化などの影響により減収減益となった。
売上高140億5900万円(前年同期比8.9%減)
営業利益12億7200万円(同26.1%減)
経常利益14億3800万円(同22.9%減)
最終利益9億6900万円(同22.1%減)
各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①CPAソリューション事業…売上高111億2400万円(前年同期比4.7%減)、セグメント利益18億3000万円(同13.3%減)
受注件数は徐々に増加傾向が見られるものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一部広告主の予算削減や検索アルゴリズムの変動などの影響を受け減収となった。
②ADコミュニケーション事業…売上高26億7000万円(同22.3%減)、セグメント損益4400万円の赤字(前年同期1億5100万円の黒字)
新規事業の企画・開発を推進した一方、大手プラットフォーマーへの広告予算の寡占化を背景として、「nend」の稼働広告主が減少したことにより減収となった。
③その他…売上高2億6400万円(前年同期比18.6%減)、セグメント損益4100万円の赤字(前年同期3700万円の赤字)
ブログメディア事業においてPV減少に伴い広告収入が減少したことなどにより減収となった。
なお、2021年12月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高289億円(前期比1.6%減)
営業利益27億2000万円(同4.7%減)
経常利益27億4000万円(同8.2%減)
最終利益18億9000万円(同5.1%減)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461