米国の調査会社Sensor Towerは、8月11日付けのレポート「Top Grossing Mobile Games Worldwide for July 2021」で、2021年7月のモバイルゲームの売上トップが、テンセントの『PUBG Mobile』になったことを明らかにした。同タイトルの売上は2億9900万ドル(約326億円)で、2020年7月から26.7%増となった。
同タイトルの売上の約68.4%は中国とそのローカライズ版からとなる。続く2位には同じくテンセントの『Honor of Kings』で売上高は2億3120万ドル(約252億円)となった。売上の94.7%は中国からによるもの。3位にはmiHoYoの『原神』がランクインした。
また注目したいのは。Nianticとポケモンの『ポケモンGO』だ。同タイトルは、7月の「Pokémon GO Fest 2021」開催に伴って大きく売上を伸ばしたようだ。その売上額は1億5040万ドル(約164億円)で、そのうち2100万ドル(約22億円)が「Pokémon GO Fest 2021」の開催期間によって得られたという。
なお、国内で唯一TOP10にランクインしたのは、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』だ。同タイトルは8位と6月の7位からワンランクダウンとなった。ただし売上額は明らかにしていない。
Top Grossing Mobile Games Worldwide for June 2021
https://sensortower.com/blog/top-mobile-games-by-worldwide-revenue-june-2021