シリコンスタジオ、第3四半期決算は営業損失2億5400万円と赤字転落 一部受託案件で損失計上、人材事業やミドルウェアも苦戦

 シリコンスタジオ<3907>は、この日(10月5日)、2021年11月期の第3四半期累計(20年12月~21年8月)の連結決算を発表し、売上高28億1000万円(前年同期比8.2%減)、営業損失2億5400万円(前年同期は900万円の利益)、経常損失2億2900万円(同1400万円の利益)、最終損失2億7700万円(同7700万円の損失)と減収・赤字転落となった。一部受託案件で損失計上したことに加えて、ミドルウェアや人材事業の売上が苦戦したことが主な要因。

 

・売上高:28億1000万円(同8.2%減)
・営業損失:2億5400万円(同900万円の利益)
・経常損失:2億2900万円(同1400万円の利益)
・最終損失:2億7700万円(同7700万円の損失)

 

同社では、大域照明と呼ばれるグローバルイルミネーションをリアルタイムに処理するミドルウェア『Enlighten』のメジャーアップデート版の開発を終え、9月にリリースした。人材事業においては、クライアント企業、求職者の双方に満足できるようサービス向上に取り組んできた。

前年度より継続中の他社と協業しているコンテンツタイトルについて若干の利益が発生しており、「その他」セグメントに計上している。

なお、同社子会社において2次下請けとして受託したゲームアセット開発案件の第2フェーズにおいて、開発作業を完了し3月末に納品した。その後相手先から契約解除の通知があったことから、回収可能性等を勘案し第2四半期において受注損失引当金繰入額を7500万円計上している。これにより、本案件の第2フェーズに係る製造原価1億6600万円全額を引当金として計上済。

 

①開発推進・支援事業
売上高は15億2900万円(同5.9%減)、セグメント損失は1億8500万円(同2億2200万円減)となった。ミドルウェアライセンス販売の売上高、及び受託開発の売上高は、減収となった。ネットワーク構築・運用等のサービスを提供するソリューション売上は、増収となった。

 

②人材事業
売上高は12億7400万円(同6.9%減)、セグメント利益は2億7200万円(同9.7%減)となった。エンターテインメント業界におけるクリエイティブ人材の求人件数は回復傾向にあるものの、即戦力ニーズが高まり採用基準が厳しくなっていることに加え、緊急事態宣言の再発令以後、求職者の動きが慎重化していること等も影響し、第3四半期累計における派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ1,836名(同13.4%減)、有料職業紹介の成約実績数は240名(同2.1%増)となった。

 

■2022年1月通期の見通し

2021年11月通期は、売上高41億7000万円(前期比0.8%増)、営業損失1億2600万円(前期は7300万円の利益)、経常損失1億0200万円(同7700万円の利益)、最終損失6800万円(同1600万円の利益)を見込む。

・売上高:41億7000万円(同0.8%増)
・営業損失:1億2600万円(同7300万円の利益)
・経常損失:1億0200万円(同7700万円の利益)
・最終損失:6800万円(同1600万円の利益)

シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
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