【ゲーム株概況(10/5)】グリーが商いを伴って大幅反発…大規模な自社株買いに再注目　カプコンは7日続落　ワンダープラネットは下値模索の動きに

10月5日の東京株式市場では、日経平均は7日続落し、前日比622.77円安の2万7822.12円で取引を終えた。中国の不動産大手の債務問題に加え、米長期金利の上昇も市場のリスク回避の動きが強まった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、軟地合い下でグリー<3632>が商いを伴って大幅反発したほか、ブシロード<7803>やネクソン<3659>などが堅調に推移した。

グリーは、9月30日に発表した発行済株式総数の16.8％に当たる3500万株、350億円を上限にした大規模な自社株買いが引き続き市場の関心を集めているようだ。

周辺株では、エイベックス<7860>が5日ぶりに反発し、1500円台を回復した。

半面、coly<4175>やKADOKAWA<9468>などの下げがきつく、ワンダープラネット<4199>は3日続落と下値模索が続いた。

マッコーリーキャピタル証券による投資判断格下げを材料に前日売られたカプコン<9697>は、この日も売られて7日続落となった。