エーアイ<4388>は、この日(10月12日)、9月中間(単独決算)の業績予想の下方修正を行い、売上高3億2900万円(前回予想3億7000万円)、営業利益4300万円(同6000万円)、経常利益4000万円(同5800万円)、最終利益3000万円(同4300万円)とそれぞれ引き下げた。
・売上高:3億2900万円(前回予想3億7000万円)
・営業利益:4300万円(同6000万円)
・経常利益:4000万円(同5800万円)
・最終利益:3000万円(同4300万円)
従来予想からの修正率は、売上高11.0%減、営業利益28.3%減、経常利益31.0%減、最終利益30.2%減となっている。
・売上高:11.0%減
・営業利益:28.3%減
・経常利益:31.0%減
・最終利益:30.2%減
音声合成事業では、前期堅調に推移した防災分野が低調に推移したほか、コンシューマー向けパッケージ「A.I.VOICE」シリーズの新製品リリースが、一部後ろ倒しになったことも影響したため、としている。売上の下振れにより、営業利益、経常利益、最終利益も予想を下回る見通し。
一方、コロナ禍の状況が継続する中、個人の巣ごもり需要、企業や学校のテレワーク、オンライン学習対応の推進が継続していること等により、コンシューマー向けパッケージ「A.I.VOICE」シリーズや「VOICEROID」シリーズ、法人向けパッケージ「AITalk声の職人」や「AITalk声プラス」の販売が堅調に推移した。
他方、費用面については、コンシューマー向けパッケージ「A.I.VOICE」シリーズの新製品リリース一部後ろ倒し、販売促進費の抑制、不要不急の移動の自粛要請に伴う出張費用の減少等により、売上原価、販売費及び一般管理費ともに当初の予定よりも減少した。
なお、2022年3月期通期の業績予想については、前回発表予想数値を据え置いたがが、今後の事業環境の推移や業績の進捗を注視し、見直しが必要と判断した場合には速やかに開示する、としている。
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