UUUM、22年5月期の連結業績予想を修正…「収益認識に関する会計基準」適用による影響を見直し　売上高、利益ともレンジ予想での開示に

UUUM<3990>は、10月14日、2022年5月期の連結業績予想の修正を発表、「収益認識に関する会計基準」の適用に影響を見直したほか、クリエイターとの契約変更のタイミングが流動的であることや広告市況の先行きが読みづらいことなどを考慮し、売上高、各利益項目ともにレンジ形式による新たな業績予想を開示した。

売上高245億円→186億～219億円（増減率24.1％減～10.6％減）
営業利益8億3000万円→5億～8億3000万円（同39.8％減～同額）
経常利益8億2000万円→4億8000万～8億2000万円（同41.5％減～同額）
最終利益4億7000万円→2億5000万～4億7000万円（同46.8％減～同額）

「収益認識に関する会計基準」の適用によるアドセンス売上への影響について、従来はアライアンス先のアドセンス売上が総額計上から純額計上になる点を見込んでいたが、クリエイターとの契約変更に伴い、所属クリエイターのアドセンス売上についても期中より総額計上から純額計上に変更することとなった。加えて、第2四半期以降のクリエイター契約変更による粗利益への影響や広告市況の先行き不透明感によるアドセンス売上や広告売上への影響を考慮した。

費用面では、本社オフィスの一部を返却することによる地代家賃の減少（オフィス関連の償却費と合わせて1億7300万円の減少）などを織り込んでいる。