ブロッコリー、22年2月通期の営業利益を7億円から2.5億円に大幅下方修正 中間業績下振れ 下期イベント開催も売上・利益、在庫消化の想定見直し
ブロッコリー<2706>は、この日(10月15日)、2022年2月通期の連結業績予想の下方修正を行い、売上高60億円(前回予想60億円)、営業利益2億5000万円(同7億円)、経常利益2億8000万円(同7億3000万円)、最終利益1億3000万円(同4億5000万円)と売上高を据え置き、各利益項目をそれぞれ引き下げた。
・売上高:60億円(前回予想60億円)
・営業利益:2億5000万円(同7億円)
・経常利益:2億8000万円(同7億3000万円)
・最終利益:1億3000万円(同4億5000万円)
従来予想からの修正率は、売上高0.0%減、営業利益64.2%減、経常利益61.6%減、最終利益71.1%減となっている。
・売上高:0.0%減
・営業利益:64.2%減
・経常利益:61.6%減
・最終利益:71.1%減
第2四半期累計における売上高は、32億1100万円(前年同期比7.4%増)となり、当初想定した売上高を確保したが、営業利益は1億1600万円(同81.2%減)となり、当初想定した利益には届かなかった。これは、販管費が9億4400万円(同44.7%増)となるなど費用負担が増えたことによる。
その要因として、「うたの☆プリンスさまっ♪」10周年記念イベントを開催したが、その開催費用として、イベント企画の内容の充実を図ったことに加え、感染対策強化に伴う運営費を増加させたことがあげられる。そして新作ゲームソフトの販促費の増加も収益を圧迫した。
続く下半期でも、各イベント及びライブ等の実開催・実公演を想定してはいるが、緊急事態宣言解除後でもなお、新型コロナウイルス感染症拡大が予断を許さない状況であることを鑑み、当初想定した売上・利益、物販イベント向け在庫の消化見込を慎重に見直した結果と説明している。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706