サイバーエージェント藤田社長、22年9月期の予想非開示の理由を説明…『ウマ娘』は足元堅調だが「12ヶ月後の数字は経営陣でも予測できない」
サイバーエージェント<4751>の藤田晋社長は、この日(10月27日)開催した2021年9月通期の決算説明会で、2022年9月通期の業績予想を非開示とした理由について、「新規タイトル(『ウマ娘プリティーダービー』のこと)の大きなヒットがあったが、どのくらいで落ち着くのか、経営陣でも予測がつかない」ことをあげた。前期中に2度にわたって上方修正を行った経緯からも合理的な予測が立てづらいのは明らかだ。
『ウマ娘プリティーダービー』は、足元でも運営成績は堅調に推移している、としながら、12カ月後の数字については「全く見えない」とした。レンジ予想で開示することも考えたそうだが、「レンジの幅が大きすぎて投資家をミスリードする恐れがある」という。藤田氏は、業績見通しが見えた段階で改めて開示する考えを示した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751