DeNA、新作『東方ダンマクカグラ』と『ドラゴンクエストダイの大冒険-魂の絆-』は想定上回る「順調な立ち上がり」 『ポケモンマスターズEX』も再成長へ
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、第2四半期(21年7~9月)の決算説明資料で、第2四半期中にリリースした新作『東方ダンマクカグラ』と『ドラゴンクエスト ダイの大冒険-魂の絆-』について順調な立ち上がりとコメントした。
『東方ダンマクカグラ』については、事前のマーケティング活動が奏功し、リリースから想定をはるかに超えるダウンロードとなったという。
一方、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険-魂の絆-』についても同様に、「IPとして未知数だったが、ダウンロード数も売上も当初想定を大きく上回るものだった」(同社関係者)との声も聞かれた。
このほか、ポケモンとの協業タイトル『ポケモンマスターズEX』も海外でのローカライズなどの工夫や大型アップデートなどを通じて再成長に入っていることも明かした。月次売上で4月以降は前年比プラスとなっている。
第2四半期のゲーム事業の業績は、売上収益が前年同期比21%減の200億円、セグメント利益が同52%減の31億円だった。年末年始効果や、両タイトルがフル寄与する次の四半期は伸びが期待される。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432