NJHD、第1四半期(7~9月)決算は売上高5.0%増、営業益39.2%減 ゲーム事業の開発案件中⽌の影響で粗利率が悪化
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エヌジェイホールディングス<9421>は、11月11日、2022年6月期の第1四半期(7~9月)の連結決算を発表、ゲーム事業で開発案件の中⽌があったものの、ほかの受注済み案件の開発進捗により、増収を確保した。一方、利益は開発案件の中⽌などにより粗利率が悪化し、減益となった。
売上高30億600万円(前年同期比5.0%増)
営業利益3500万円(同39.2%減)
経常利益3300万円(同30.8%減)
最終利益1300万円(同45.4%減)主なセグメントごとの状況は以下のとおり。
①ゲーム事業…売上高23億6600万円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益8900万円(同35.6%減)
開発案件の中止があったものの、他の受注済み案件の開発進捗により直近四半期とほぼ同水準の結果となり、増収を確保した。セグメント利益(営業利益)は、開発案件の中止などにより売上総利益率が悪化し、減益となった。②モバイル事業…売上高6億2600万円(同9.5%増)、セグメント利益3200万円(同275.9%増)
来店数の前年割れの傾向が続くも、目的来店比率の増加によって、販売台数を維持し、サブブランドや格安SIMの訴求もあって販売台数は前年を上回った。低料金プランの訴求は、将来的な利益低下に繋がる可能性があるものの、サブブランドや格安SIMの価格面での訴求を強化し、足元の利益を確保した。■通期予想は変更なし
なお、2022年6月期通期の予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。売上高128億2000万円(前期比6.9%増)
営業利益3億5000万円(同58.5%増)
経常利益3億4000万円(同66.0%増)
最終利益1億9000万円(前期9200万円の赤字)
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421