【ゲーム株概況(12/23)】出資先のTrilleの合併・上場観測でDLEがS高　ユークスは通期業績予想の増額発表も目先の材料出尽くしに

12月23日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比236.16円高の2万8798.37円で取引を終えた。米国市場やアジア市場の上昇によって市場心理が改善し、景気敏感株を中心に買いが広がった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、DLE<3686>がストップ高となるなど急騰した。DLEは、出資先のTrilleがビデオデック企業のSeaChange Internationalと合併し、上場する予定と報じられたことが市場の関心を集めたようだ。

また、ギークス<7060>やフリュー<6238>、ケイブ<3760>などが買われ、前日は年初来安値更新となっていたNJHD<9421>は反発した。

半面、前日に6000円台まで買われていたKADOKAWA<9468>は反落し、前日は大規模な自社株消却を材料に買われたグリー<3632>もさえない。

ユークス<4334>は、前日22日に2022年1月期通期の連結業績予想の上方修正を発表したものの、目先の材料出尽くしとみた売り物に押された。

ほか、ワンダープラネット<4199>やアクセルマーク<3624>なども安い。