レコチョク、Web3.0時代を見据えてブロックチェーンを活用したソリューションビジネスに本格参入

レコチョクは、Web3.0時代を見据え、NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)の発行から販売、また、チケット、ERC-20トークンや音楽業界へのDAOの提案など様々なブロックチェーンを活用したソリューション事業へ本格参入することを発表した。第一弾として、同社が運営する音楽業界向けワンストップECソリューション「murket(ミューケット)」にNFTアイテムの販売機能を追加した。この機能を使い、2022年1月19日17:00よりソロシンガー・CAIKI(カイキ)が100個限定でNFTを期間限定で販売する。

【エンタテインメント分野へ向けたブロックチェーン活用ビジネスへの参入背景】
レコチョクでは、Web3.0時代を見据え、エンタテインメント分野における次代に向けたサービスの企画・開発を推進するため、国内外の情報収集や研究開発を展開してきた。

特に、NFTは、その特性から音楽やアートなどエンタテインメント分野での新たなサービスの提供が実現できると考え、2021年7月より「Web3.0プロジェクト」を立ち上げ、ブロックチェーン技術を活用したNFT、ERC-20トークン等を用いた新たな音楽体験サービスの提案、DAO、仮想空間(メタバース)でのサービス提供へ向けた開発に取り組んできた。

また、特別なツールや技術知識がなくても手軽にNFTが販売できるようにサービスを設計。ウォレット作成不要、仮想通貨(暗号資産)購入も不要で、法定通貨のみで決済を可能とした。なお、ブロックチェーンはPolygonを採用している。今春にはNFTの2次流通対応も予定している。

レコチョクは、今後もアーティストやファンの多様な需要に対してあらゆるデジタルコンテンツ配信への対応や著作権管理を活かしたシステムを提供し、また、NFTをはじめ新たなファンエンゲージメント向上に向けたビジネスを展開することで、音楽市場におけるさらなる成長を多面的にサポートしていく。

【第一弾としてCAIKIのアーティストヒストリーを辿るNFTを限定販売】
レコチョクが独自基盤でサポートするNFT第一弾は、ソロシンガー「CAIKI」の「Zeppへの道を一緒に歩もう」。CAIKIは自身作詞作曲のオリジナル曲「あゆみ」が2020年にTikTokで話題となり音楽配信サービスのランキングでも上位にランクイン、2021年3月にはVeats Shibuyaでデビュー2周年ワンマンライブを成功させている。

本NFTは、CAIKIがアーティストを目指し上京してから2021年迄の活動の軌跡を、200以上の活動風景・オフショット・歌唱動画・ライブ動画で収録。本人が書いた当時の想いとともにアーティストの足跡をたどることができる。

 【NFT「Zeppへの道を一緒に歩もう」販売概要】
販売期間:2022年1月19日17:00~8月31日23:59
商品名:「Zeppへの道を一緒に歩もう」
販売価格:1万円(税込)
販売数:100(数量限定)
販売サイト:「CAIKI ONLINE STORE」
https://caiki.murket.jp/

※その他、詳細は購入前に「CAIKI ONLINE STORE」を確認してほしい。

【「murket」について】
「murket」は、レコチョクの20年間にわたるレコード会社とのリレーションや多種多様な音楽配信サービスを展開してきた実績を活かし、音楽業界やコンテンツホルダーに向けて、オンラインストアの開設、デジタルコンテンツを販売できるワンストップECソリューション。販売コンテンツ登録、販売、顧客のデータ分析、CRM機能、権利処理、販促までストア運営に必要なソリューションを提供する。

また、音源+画像、映像+楽譜、NFTといった異なるデジタルコンテンツの組み合わせ販売やストア限定で付加価値の高いコンテンツを配信できるほか、将来的にはフィジカル商品、グッズ、チケットの販売やクラウドファンディング機能も追加予定。

■murket紹介サイト
https://recochoku.jp/corporate/murket/