グリー、第2四半期のゲーム事業は売上高40％増の191億円、営業利益341％増の24億円と大幅増収増益　『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』が貢献

グリー<3632>は、この日(2月7日)、第2四半期(2021年10～12月)の決算で、ゲーム事業を展開するインターネット・エンタメ事業の業績について、売上高191億4300万円(前年同期比40.0%増)、営業利益24億7200万円(同341.5%増)と大幅増収増益となったことを明らかにした。会社全体としては減益だが、前年同期では投資・インキュベーション事業が大きな利益を出していた。

10月28日にリリースした、バンダイナムコエンターテインメントとの共同タイトル『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』が売上ランキングで4位に入るなど大ヒットし売上が大きく伸びた。支払手数料が60.4％増の44億6000万円、ロイヤリティが108.3％増の32億7000万円、広告宣伝費43.4％増の9億9000万円と費用が増えたものの、増収効果で吸収した。

なお、『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』は、年末から順位を落としはじめ、一時は76位まで落ち込む場面があったものの、徐々に持ち直しの動きを見せるようになっている。

 出所：AppAnnie