バンナムHD、IPとファンがつながるための新しい仕組みとして「IPメタバース」を発表 150億円投じてIPごとに開発 現実と融合した新たなサービスに

バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(2月8日)発表した中期経営計画(2022年4月~2025年3月)のなかでバンダイナムコがIP(知的財産権)を軸にファンに寄り添う新しい仕組みとしてIPごとのメタバースを開発することを明らかにした。総額で150億円を投じるとのこと。

「IPメタバース」 は、 仮想空間の中で、 IPを軸に幅広いエンターテインメントを楽しむことができるほか、フィジカルな商品や場とデジタルが融合するバンダイナムコならではの仕組みを想定しており、ファンやパートナー がつながるための場を提供するオープンなものを目指す、としている。

「IPメタバース」によって、 バンダイナムコとファンが、さらにはファン同士がコミュニティやコンテンツを通じて長期にわたって深く、 広く、 複雑につながる関係を構築し、つながり方の質を追求する。これにより中長期的にIP価値の最大化につなげたい、としている。

開発に向けては、ファンに様々な情報を提供するためのIP情報の集約、 フィジカルとデジタルを融合したバンダイナムコ ならではのコンテンツ開発、ファンやパートナーがつながるための場となるコミュニティの構築を推進するという。

 

株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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