セガサミーHD、22年3月期通期の連結業績予想を上方修正…営業益は230億円→310億円に エンタテインメントコンテンツ事業と遊技機事業が予想を上回る
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セガサミーホールディングス<6460>は、2月10日、2021年11月8日に公表した2022年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、エンタテインメントコンテンツ事業と遊技機事業が前回予想を上回る見通しとなったこともあり、売上高・利益ともに予想の上方修正を実施した。
売上高3050億円→3150億円(増減率3.3%増)
営業利益230億円→310億円(同34.8%増)
経常利益215億円→300億円(同39.5%増)
最終利益150億円→265億円(同76.7%増)遊技機事業において部材調達状況の改善などに伴い販売台数の見込みを引き上げた。また、資産売却に伴う特別利益が前回予想より増加する見込みであることから、各段階利益は前回発表予想を上回る見込みとなった。
事業別の状況については以下のとおり。
①エンタテインメントコンテンツ事業
コンシューマ分野において、フルゲームにおける新作タイトルが好調に推移していることなどにより、売上高、経常利益ともに前回予想を上回る見込み。②遊技機事業
部材調達状況が想定より改善したことなどにより、販売タイトル数および販売台数が前回予想より増加し、通期の販売台数をパチスロ遊技機7万3000台(前回予想6万7000台)、パチンコ遊技機9万5000台(前回予想7万7000台)に修正した。また、固定費も引き続き低水準で推移しており、売上高、経常利益ともに前回予想を上回る見込み。③リゾート事業
新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い、第4四半期連結会計期間における施設集客は低調に推移することが想定されるため、前回予想から売上高は減少し、経常損失は増加する見込み。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460