アクセルマーク<3624>は、2月10日、第1四半期(10~12月)の決算を発表し、売上高6億3900万円(前年同期比1.2%増)、営業損失500万円(前年同期は2400万円)、経常利益100万円(同1300万円の損失)、最終利益000万円(同1300万円の利益)、EPS0.01円だった。
・売上高:6億3900万円(同1.2%増)
・営業損失:500万円(同2400万円)
・経常利益:100万円(同1300万円の損失)
・最終利益:000万円(同1300万円の利益)
・EPS:0.01円
黒字転換、債務超過解消を達成した後ということで、これまで利益確保のために抑制していた広告事業に成長投資を行ったという。さらなる事業拡大を図るための広告システムの開発強化や、営業・企画人員の拡充を通じた事業運営体制の強化を図る投資を実施している。
(広告事業)
広告事業の売上高は6億3300万円(同1.9%増)、セグメント利益は3000万円(同7.3%減)となった。
アドネットワーク「ADroute」及び運用代行サービス「トレーディングデスク」は、引き続きコロナ禍におけるインターネット広告需要を取り込み堅調に推移しており、今後の更なる事業拡大を図るため、事業運営体制強化のための投資を進めていく。また、セガ エックスディーより、広告配信プラットフォームの開発、運用サポート業務を受託した。今後、同社の広告事業領域での事業展開を開発、運営面でサポートしていく。
なお、第1四半期累計より、上述した広告配信プラットフォームの開発、運用サポート業務の受託等も含めた今後の事業展開を踏まえ合理的な区分の検討を行った結果、システム等の受託開発、運用保守等の報告セグメントを、その他事業から広告事業に変更している。
(その他)
その他事業の売上高は600万円(同40.6%減)、セグメント損失は100万円(前年同期は1800万円のセグメント損失)となった。
その他事業には、ブロックチェーンゲーム配信等及びIoTソリューションの企画・開発・販売・運用等が含まれている。ブロックチェーンゲーム関連では、オルトプラスの子会社であるOneSportsと企画開発しているプロスポーツリーグのブロックチェーンゲームのタイトルが「Jリーグ トレーディングサッカー(略称:トレサカ Jリーグ)」に決定し、引き続き企画開発を続けている。また、積雪深自動モニタリングシステム「YUKIMI」では、新規自治体を含む複数自治体で今冬においてもサービスを提供している。
■2022年9月通期の見通し
続く2022年9月通期の業績については、売上高30億円~34億円(前期比12.9%増~28.0%増)、営業利益5000万円の損失5000万円(前期は200万円の利益)、経常利益4900万円の損失5100万円(同4100万円の利益)、最終利益5100万円の損失4200万円(同7400万円の利益)を見込む。
・売上高30億円~34億円(同12.9%増~28.0%増)
・営業利益:5000万円の損失5000万円(同200万円の利益)
・経常利益:4900万円の損失5100万円(同4100万円の利益)
・最終利益:5100万円の損失4200万円(同7400万円の利益)
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624