Link-U<4446>は、3月15日、第2四半期累計(21年8月~22年1月)の連結決算を発表し、売上高10億0900万円(前年同期比47.8%増)、営業利益1億0500万円(同15.2%減)、経常利益9600万円(同18.3%減)、最終利益6000万円(同24.3%減)だった。減益となったのは、海賊版サイトの影響や人材採用などの先行投資を行ったのようだ。
・売上高:10億0900万円(同47.8%増)
・営業利益:1億0500万円(同15.2%減)
・経常利益:9600万円(同18.3%減)
・最終利益:6000万円(同24.3%減)
・EPS:123.79円
(リカーリングサービス)
売上高は同31.2%増の8億1600万円だった。新規取引先との協業を含むマンガサービスの積み上げ、技術的な改善によるユーザビリティの向上等により収益力拡大に努めた。マンガサービスにおいては、新規案件を積み上げユーザー数と売上を伸ばしている一方で、海賊版サイトと、競合他社との競争の激化等が売上高に影響を与えているという。また前第2四半期累計から損益計算書を連結しているリベラルマーケティングにおいて、人員の拡充と広告に注力し、受注件数を伸ばしている。
(初期開発・保守開発サービス)
売上高は218.5%増の1億9200万円だった。持続的な成長に必要不可欠となってくるリカーリングサービス案件の獲得に努めており、芳文社と協業した「COMIC FUZ」を含む複数のサービスを開発した。また、前期以前は検収時に収益認識していた仕掛案件が適用開始の「収益認識に関する会計基準」により履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益認識することになった。
■2022年7月通期の見通し
続く22年7月通期の業績については、売上高21億6500万円(前期比32.5%増)、営業利益2億4300万円(同7.8%増)、経常利益2億2100万円(同0.9%増)、最終利益1億4300万円(同8.6%増)、EPS10.16円を見込む。
・売上高:21億6500万円(同32.5%増)
・営業利益:2億4300万円(同7.8%増)
・経常利益:2億2100万円(同0.9%増)
・最終利益:1億4300万円(同8.6%増)
・EPS:10.16円
計画に対する進捗率は、売上高46.6%、営業利益43.2%、経常利益43.4%、最終利益42.0%となっている。
・売上高:46.6%
・営業利益:43.2%
・経常利益:43.4%
・最終利益:42.0%